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2人目の産後は1人目より骨盤が戻りにくい?新潟市の整体院が30代ママの施術例で解説 | 新潟市・整骨院・整体

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2人目の産後は1人目より骨盤が戻りにくい?新潟市の整体院が30代ママの施術例で解説

2026.06.22 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

2人目の産後は1人目より骨盤が戻りにくい?新潟市の整体院が30代ママの施術例で解説

「1人目のときより、体の戻りが遅い気がする」——その感覚は正しい

2人目を産んで3ヶ月。上の子の世話もしながら、新生児の育児も同時に回す毎日。

腰が痛い。立ち上がるたびにズキッとくる。それだけじゃなく、歩くたびに骨盤のあたりがグラグラするような、なんとも不安定な感覚がある。

「1人目のときはもう少し早く体が戻った気がするのに、今回はなぜこんなに時間がかかっているんだろう」

今回ご紹介するAさんも、まったく同じことを思いながら来院されました。

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結論から言うと、その感覚は正しいのです。2人目の産後は、1人目と比べて骨盤が戻りにくくなるケースが多い。

これには、ちゃんとした理由があります。

この記事では、Aさんの施術例をもとに、なぜ2人目の産後は体の回復が遅れやすいのか、骨盤のグラグラや腰痛がどういうメカニズムで起きているのか、そしてどんなアプローチで改善していったのかを、できるだけリアルにお伝えします。「もしかして自分と同じかも」と思った方に、ぜひ読み進めてほしい記事です。


なぜ2人目の産後は、1人目より骨盤の回復が遅くなるのか

「2回目だから慣れてるでしょ」とよく言われるけれど、体にとってはまったく別の話です。むしろ2人目の産後の方が、骨盤まわりのダメージは大きくなりやすい——その理由を順番に説明します。

① 靭帯はすでに一度「伸びている」

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1人目の妊娠・出産で、骨盤まわりの靭帯は一度大きく引き伸ばされています。ゴムと同じで、一度伸びた靭帯は元の弾力を完全には取り戻せません。2人目の妊娠でさらにリラキシン(靭帯を緩めるホルモン)が分泌されると、すでに緩みやすくなっている靭帯がより大きく、より深く緩む。これが、骨盤の不安定感が強くなる根本的な理由です。

② 産後に「ちゃんと回復できていない」ことが多い

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1人目の産後、安静に過ごせた期間はどのくらいあったでしょうか。2人目ともなると、上の子の世話があるため、体が回復しきらないうちから動き続けなければなりません。Aさんも「産後すぐから上の子の保育園の送り迎えがあって、ゆっくり休む暇がなかった」とおっしゃっていました。骨盤が閉じようとしている大切な時期に体を酷使し続けると、ゆがんだまま固まりやすくなります。

③ 年齢による筋力・回復力の変化

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30代は20代と比べて、筋力の低下と回復速度の鈍化が始まる時期です。骨盤を支えるインナーマッスルや骨盤底筋の力が落ちていると、靭帯だけで骨盤を支えることになり、グラグラ感や腰痛が生じやすくなります。「年齢のせいだから仕方ない」という話ではなく、「だからこそ積極的なケアが必要」ということです。

④ 2人分の育児による体への負担

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新生児の抱っこに加えて、上の子を抱き上げることも日常的に発生します。赤ちゃんより体重のある上の子を抱っこするとき、骨盤がまだ不安定な状態では腰に集中的な負担がかかります。Aさんの場合、上のお子さんが2歳で「抱っこ、抱っこ」と甘えてくる時期。これが腰痛悪化の大きな要因になっていました。


来院時のAさんの状態と、最初に行ったこと

Aさんが初めて来院されたのは、2人目を出産してから約3ヶ月が経った頃。「腰の痛みもつらいけど、歩くたびに骨盤がぐらつく感じが怖くて」という言葉が、最初に話してくださった内容でした。

初回カウンセリングでわかったこと

カウンセリング

来院時のAさんの主な悩みはこうでした。

  • 朝、ベッドから起き上がるときに腰に鈍い痛みがある
  • 長時間立っていると骨盤の左側に違和感・不安定感がある
  • 上の子(2歳)を抱き上げるときに腰が「ズキッ」とくる
  • 産後3ヶ月経っても体の重だるさが取れない
  • 骨盤ベルトをしていないと歩くのが不安

1人目の産後は特に整体などには通わず、自然に体が戻っていたとのこと。「今回は何かが違う」という直感は、体が正直に出しているサインでした。

姿勢・動作の検査でわかった体の状態

腰痛の正体

立位での姿勢を確認すると、骨盤が左に傾き、右の腰が張っている状態でした。歩行を見ると、骨盤の動きが左右でアンバランスで、特に左の仙腸関節(骨盤の後ろ側にある関節)の動きが硬く、体がそれを補おうとして腰椎に余分な動きが出ていました。これが「グラグラ感」の正体です。骨盤自体が過剰に動いているのではなく、骨盤の一部が固まって動かないため、他の部分が代わりに動きすぎているという状態でした。

初回施術の内容

足の施術をする女性施術者の写真

最初のセッションでは、施術よりも体の状態の把握と、Aさん自身に「何が起きているか」を理解してもらうことを優先しました。初回にいきなり強い矯正を行うのは、産後の緩んだ靭帯には負担が大きいためです。まず仙腸関節まわりの過緊張した筋肉をやさしくリリースし、骨盤が正しい位置に誘導されやすい状態を作ることから始めました。施術後、Aさんから「怖かったけど、思ったより痛くなかった。なんか骨盤が軽くなった感じがします」という言葉をいただきました。


施術を重ねるごとに、体はどう変わっていったか

Aさんには週1回のペースで通っていただきました。毎回、前回からの変化を聞きながら施術内容を少しずつ調整していきます。ここでは、回を追うごとに体がどう変わっていったかを、ありのままにお伝えします。

2〜3回目:「グラグラ感が少し落ち着いてきた」

仙腸関節まわりの筋肉のリリースを継続しながら、骨盤底筋を意識した軽いエクササイズを自宅でも行ってもらいました。「歩くときの不安定感がほんの少し減った気がする」という変化が出始めた頃です。まだ完全ではないけれど、体が「正しい位置」を少しずつ覚え始めているサインです。

4〜5回目:腰の痛みが日常の動作で出にくくなる

朝の起き上がり時の痛みが軽減し始め、「上の子を抱っこしてもズキッとくることが減った」と報告してくださいました。この頃から、体幹トレーニングの要素を少しずつ加えていきます。骨盤を外から整えるだけでなく、インナーマッスルで内側から支えられる体を作っていく段階です。

6〜8回目:骨盤ベルトなしで外出できるようになる

「骨盤ベルトがないと不安で外に出られなかったのに、先週近所のスーパーまでベルトなしで行けました」——この言葉は、施術をしていて本当にうれしい瞬間のひとつです。仙腸関節の動きが左右で均等に近づき、骨盤が自分の筋肉で支えられるようになってきた証拠です。

10回目以降:「体が変わった」という実感へ

10回を超えた頃から、Aさんに「体が整ってきた」という感覚が生まれてきました。腰の重だるさが消え、姿勢が楽に保てるようになり、2人の子育てをこなしながらも「体力的に少し余裕が出てきた」とおっしゃっていました。1人目の産後は何もしなくても戻ったのに、今回は施術が必要だったことへの複雑な気持ちもあったようですが、「早めに来てよかった。これ以上放置していたらどうなっていたかわからない」という言葉が、すべてを語っていると思います。


2人目産後の腰痛・骨盤の不安定感——同じ悩みを持つ方へ伝えたいこと

Aさんのケースは、決して特別ではありません。2人目産後の30代ママが感じる「体の戻りの遅さ」「骨盤のグラグラ感」「腰痛」は、今この瞬間も多くの方が抱えている悩みです。最後に、同じ状況にいる方へ向けて、知っておいてほしいことをお伝えします。

「様子を見よう」は、2人目産後には通用しないことがある

1人目のとき、何もしなくても自然に回復したからと言って、2人目も同じとは限りません。靭帯の状態、年齢、育児環境——すべてが変わっています。「もう少し待てば戻るかも」と様子を見ているうちに、ゆがみが固まってしまうケースが多いのが2人目産後の現実です。違和感を感じたら、早めに動くことを強くお勧めします。


まとめ:2人目産後の体は、1人目の「当たり前」が通用しない

「1人目のときは何もしなくても戻ったから」——この思い込みが、2人目産後のケアを遅らせる最大の落とし穴です。

靭帯は一度伸びると戻りにくくなる。体は年齢とともに回復に時間がかかる。上の子の世話で産後の安静が取れない。これらが重なる2人目産後は、1人目よりも意識的なケアが必要です。

Aさんのように「なんか変だな」「1人目のときと違う」と感じているなら、それは体が出しているサインです。無視しないでください。早めに専門院に相談することが、回復を早める最短ルートです。

2人の子育ては、体力との戦いでもあります。だからこそ、あなた自身の体が元気でいることが、家族全員にとっての土台になります。

「もう少し様子を見よう」ではなく、「今日、相談してみよう」——その一歩が、あなたの体を変えます。

 

新潟市江南区天野3-38-24

ぐり整骨院・整体院

院長 石栗 裕太