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産後の様々な体の不調は骨盤矯正をするだけでよいのか? | 新潟市・整骨院・整体

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Blog記事一覧 > 腰痛 | 新潟市ぐり整骨院・整体院の記事一覧

産後の様々な体の不調は骨盤矯正をするだけでよいのか?

2025.02.10 | Category: 産後骨盤矯正,股関節の痛み,肩こり,腰痛,膝の痛み

産後の様々な体の不調は骨盤矯正をするだけでよいのか?

新潟市江南区にありますぐり整骨院・整体院の院長石栗です。

産後の腰痛や背中の痛み、股関節の痛みなど産後には様々な不調が出やすくなっています、そんなときに産後の骨盤矯正で骨盤だけを矯正するだけでよいのか?というテーマです。

 

骨盤だけを矯正しても・・・

結論から言うと

骨盤だけを矯正しても産後の様々な不調は良くなりません。

なぜかというと、骨盤は体の一部分であって他にも

姿勢、背骨、股関節、お腹の筋肉や内臓

など産後の症状では考えなければいけない部分が多数あるからです。

上記の図を見ていただくと分かると思いますが

一番左端の絵が解剖学的に正しい状態です、

この状態だと筋肉、関節への余分な負荷が減って、体が楽な状態になると考えられます。

骨盤だけを矯正しても他の絵のように

・頭の位置がおかしい

・肩の位置がおかしい

・背中の位置がおかしい

・膝が伸びていない

このような状態では骨盤を矯正しても全く意味がありませんので、体の不調は無くなりません。

ただし、例外として

産後の腰痛で本当に骨盤(仙骨)部分の戻りだけが悪い場合の腰痛であれば骨盤矯正だけで痛みが治まるかもしれません。

 

産後の症状で施術を考えなければいけない箇所

産後施術で体の症状を緩和するために必要な箇所をいくつかあげると

背骨

背骨から体中に神経が出ていますので足、股関節、肩などが痛くても施術が必要です、産後施術に限らず、どのような年齢の方にも必要な施術ではないかと思います

肋骨

意外な事に肋骨への施術も産後の腰痛、首肩こりなどの症状がある方には必要です、妊娠中にあまり動いていないので、出産後に問題になってくることが多くなります。

足、下半身

妊娠中に下半身の循環が悪くなり足、股関節が硬くなるので施術が必要となります、また骨盤部との膜の繋がりがありますので肋骨部分と同様に、産後施術では以外にも重要な部分であったりします。

 

この他にも施術が必要な部分というのはありますが、お一人お一人違ってきますので体の状態や症状を考えての施術となります。

 

産後の体の不調がある場合には、とりあえず骨盤だけ矯正を受ける

のではなく

体全体の状態を考えた施術を受ける事が必要です。

 

産後の様々な痛みや不調がおさまらない、痛みが強くなってきた

というようなことがありましたら

新潟市江南区のぐり整骨院・整体院へご相談ください。

 

お子様連れOKでベビーシッターの託児付きです。

完全予約制となりますので必ず予約をお願いします。

産後6か月たっても腰痛がおさまらない(症例報告)

2025.01.17 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

産後6か月たっても腰痛がおさまらないかたの症例報告

新潟市江南区ぐり整骨院・整体院の院長石栗です。

当整骨院・整体院であった症例をご紹介したいと思います。

来院時の症状

産後6か月経過しているが

起床時の腰痛

顔を洗う時

子供を抱き上げるとき

等に腰痛があり、痛みが続いているということで来院されました。

当整体院での体の検査・見立て

産後6か月たっていることから骨盤だけの問題ではない可能性が高いので体全体の状態を調べさせていただきました。

①最初に姿勢を見させていただくと下記の図のような姿勢となっていました

この状態ですと背中が丸くなりお腹が前に突き出た状態ですので

背骨の位置がかなり悪くなっていることが分かります。

腰の骨と、骨盤の移行部に負荷が大きくかかりすぎてしまうので、腰痛が出やすい状態となっています。

腰の骨の問題はもちろんありますが

腰の筋肉よりもお腹側の筋肉が働いていなかったりする問題があるのではないかということも考えられます。

 

産後の方ですと骨盤底筋群や横隔膜などの問題でお腹の筋肉に問題が出ることが良くあります、会陰部の切開などの影響で骨盤底筋群が上手く使えない場合などは尿漏れなどの症状がおさまらない事もありますので産後施術では非常に重要な部分となります。

 

②仙骨部分の傾き、動きの異常

妊娠から出産では骨盤下部が開くような動きや仙骨部が前後に倒れるような動きをします、出産を終えると通常の位置に戻るようになっていますが、このかたの場合は仙骨部の動きに問題があるようでしたので施術が必要な事が確認できました。

③股関節の動き

 

股関節の動きが悪くなっていることも確認できましたので施術が必要なことが確認できました。

当整骨院・整体院での施術

簡単に書きますと初回に

背骨の位置を整える

背骨の動きを出す

骨盤の動きを整える

お腹の筋肉等を調整

股関節の動きを整える

足の筋肉をほぐす

のようなことを行いました。

背骨の動き、股関節の動きがよくなったことを確認して、自宅で行ってほしい運動をお伝えして終了しました。

 

施術後の経過

一週間後に来院、顔を洗う時の痛みは軽減して動きやすくなった

起床時の痛みも減ったが抱っこするときの痛みは残るとのことでした。

症状に変化がでているので施術箇所などは間違っていないと思われるため再び初回の施術箇所の動きを確認して施術を行い2回目の施術を終えました。

 

3回目の施術時には全体的な症状がかなり軽減してきたとのことでした。

 

4回目の施術時には起床時の腰痛はなくなったとのことでしたので通院間隔を少し伸ばして2週間後とさせていただきました。

 

5回目以降も腰痛は楽になっていったのですが、育児中で抱っこが多く腰痛が出ることがあるという事でしたので仕事復帰までメンテナンスとして通院をしていただいていました。

 

1例ですが産後腰痛のかたの症例を記述させていただきました。

 

新潟市で産後の腰痛や骨盤の不調にお悩みでしたら

 

ぐり整骨院・整体院へご相談ください。

産後に仙骨が出っ張った気がする、仙骨に痛みが出ている場合

2024.12.16 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

産後の仙骨の出っ張った気がする、仙骨の痛みが気になる

新潟市江南区にあります、ぐり整骨院・整体院の院長の石栗です。

今回は産後のお悩みの一つ仙骨の出っ張った感じや、仙骨が痛む場合の原因などを説明していきたいと思います。

仙骨は骨盤のどこ?

仙骨は上記の図の肌色の部分全体をさしています。

体の外からですと骨盤の真ん中全体です。

仙骨が出っ張ったと感じる原因とは?

産後に仙骨が出っ張ったと感じる原因として考えられるのは

出産後に仙骨の傾きが元に戻っていない

妊娠から出産にかけて骨盤は出産するために関節の位置が変わっていきます、出産時には仙骨は前と後ろ方向への傾きが起きます。出産後にこの前後の動きが元に戻っていればよいのですが、しっかりと元の位置に戻っていないと仙骨の出っ張った感じや仙骨付近の痛みが残ってしまうことが考えられます。

 

妊娠から出産で姿勢が崩れたままになっている

妊娠中には反り腰になりやすくなっています、反り腰の期間が長くて反り腰が戻らずに、腰が反りすぎているために仙骨が出っ張った状態になってしまうことが考えられます。

仙骨の出っ張りの対応方法

出産の時の仙骨の位置が戻り切っていない場合は当整骨院・整体院のような産後の施術を行っているようなお店で施術を受けていただくのが解決方法になると思いますので、まずは1度相談してみるのをオススメします。

反り腰などの癖がついて仙骨が出っ張っている場合は自宅での体操などで変化がみられるかもしれません。

自宅で出来る体操、運動

自宅で何かしてみたいかたのために簡単に出来る運動をご紹介していきます。

腹筋

簡単に出来る方法の1つ目としては腹筋です。

反り腰が原因である場合、みぞおちと恥骨の位置を近づけるようにすれば腰のそりが小さくなり仙骨の位置にも変化が出るかもしれません。

普通の腹筋でも良いのですが

上記の図のように完全に体を起こさなくても大丈夫です。

みぞおちと恥骨を近づけるように意識するのがポイントですので、

体を起こしたときに下腹部恥骨を見るようにすると良いです。

最初は10回位を目標に行ってみてください。

腰痛がある場合はやめておいてください。

しゃがむ

2つ目は単純にしゃがむだけです

しゃがむときに腰を丸めて体を丸めるようにしてください

そうすると仙骨、骨盤が後ろに倒れますので骨盤の位置が変化します。

簡単に出来る2つの運動をご紹介しました。

 

反り腰が原因だとしても反り腰は腰だけの問題ではないので完全に整えるのは難しいです、あくまでも施術が受けられない時の補助動作だと思って行っていただければと思います。

 

新潟市で産後の骨盤や仙骨が気になってきたというようなお悩みがありましたら、

新潟市江南区のぐり整骨院・整体院へご相談ください。

腰痛で寝返りすると痛いときは

2024.07.23 | Category: 腰痛,骨盤矯正

腰痛で寝返りすると痛いときは

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

寝返りすると痛くて

寝返りするときに腰の痛みが続いていてなかなか治らない…

腰をマッサージしても、

腰のストレッチをしても、

変わらない、このような方が意外といらっしゃいます。

腰回りを動かしても体に変化がない場合は痛い原因はほぼ腰にはありません。

寝返りの時に痛みが出る原因として考えられる関節

寝返りで起きる体の動きとしては背中、腰のねじれる動きが考えられます。

体が捻じれる動きで一番大きな役割をしているのは実は腰の骨ではなく背中の骨となります

上記の図で胸椎と表示されている部分が体をねじる動きでは最もよく動く関節です。

この胸椎の部分に動きが悪い場所などがあったりすると体がうまく動かず腰痛が出る事が考えられます。

寝返りの時に痛みが出る原因として考えられる筋肉

体をねじる動作では広背筋や多裂筋などが働きます、多裂筋は小さな筋肉ですが背骨にそれぞれついていますので硬くなっていれば背骨の動きが悪くなることが考えられます

腰を動かしてダメなら背中の体操をしてみる

上記に書いたように体をねじる動きには背中の動きが大きくかかわってきますので、腰回りをほぐしたり、ストレッチをしても変わらなかった人は背中を動かすような体操やストレッチを行ってみてください。

自宅でできる簡単な体操、ストレッチ

ラジオ体操の左右に体を捻るような運動を行ってみてください。

なるべく大きく動かして運動を行うように意識してください、体を捻る時にしっかりと左右に大きく体を捻ってください。

15~20回位行ってみてください。

 

もう一つの体操は

棒やタオルを使った体操です

①肩幅くらいの間隔でタオルなどを持ちます

②腕の高さは変えずにタオルを胸にしっかりと引き寄せます

③腕を引ききったら再び前方に戻す

この動きを20回位行ってください。

 

タオルや棒を使った体操②

①タオルや棒をお腹の辺りで持ちます

②お腹の位置から頭の上までタオルを持った手を上げます

③自分であげれる最大の位置までしっかりと手をあげましょう

④再びお腹の位置にタオルを戻します

この動きを20回位行ってください。

 

背中をしっかりと動かす場合には仰向けになり背中の下にタオルなどを丸めたものをいれて腕を動かすようにしていくと、より背中の体操になりますのでお試しいただければと思います。

体操方法などが分からない場合は来院された際にお尋ねください。

 

新潟市で腰痛などにお悩みでしたら当整骨院・整体院へご相談ください。

【産後の骨盤矯正】遅すぎた、手遅れになるという事はあるのか?

2024.05.22 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛,骨盤矯正

【産後の骨盤矯正】遅すぎた、手遅れになるという事はあるのか?

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的なからだの不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

年に何回かいただくご相談で「産後の骨盤矯正をしていないで何年かたってしまったが手遅れですか?」というご相談ですが何を目的にするかで変わってきます。

産後からの体の不調が続いている場合は遅くない

・産後から腰痛が続く

・股関節痛が続く

・骨盤回りの違和感

・骨盤が飛び出ている気がする

などのように妊娠、出産から続く体の不調がある場合には産後の骨盤矯正を行うのが良いのではないかと思います。妊娠から出産にかけて骨盤は特有な動きをします、この時にしっかりと骨盤の位置関係が戻っていないと腰痛が続く原因となりえます。

上記の図の仙骨、仙腸関節の位置関係が正しい位置、正しい動きができないようになっていると腰痛などが続く原因となってしまいますので骨盤矯正の適応範囲かと思います。

骨盤が飛び出ている気がする場合

・産後から骨盤が飛び出てきた

・ズボンが引っかかる

このような場合も骨盤矯正、徒手で施術の範囲内です。

上記図の赤丸部分が飛び出ている、引っかかるような場合は骨盤回りの施術をしながら筋力トレーニングなどを行っていくことで元の位置関係に骨盤を戻すことが可能です。

ダイエットが目的の場合は難しい

SNSやインターネットでは骨盤矯正ダイエットなどの情報があると思いますが、ダイエットを目的として骨盤矯正を受けるのは産後直後や産後何年などは関係なく難しいです。

骨盤矯正をすると痩せる方は確かに存在します

が!!

ある程度痩せる条件があります

・股関節周りが動いていない、使えていない

・下半身の循環が悪い

このような場合しっかりと施術が行えると、痩せる可能性があります。

当整骨院で施術を受けた方でも何もしなくても痩せる方がいますが本当に一握りなので期待しないほうが良いのではないかと思います。

試しに3~4回位施術受けるならOKだと思いますが、効果がないのに何十回も通うのはNGです。

ダイエットを目的にするならば

食事の見直しと運動

のほうが確実に効果が高いのでこちらがオススメ。

ある程度日がたっている場合で骨盤回りや痛みが気になる場合に一番良いのは

産後何年か経ってしまったけど気になる場合は産後骨盤矯正をしっかりしている場所で整体の施術を受けるのが一番良いのではないかと思います。

骨盤が原因か、他の神経、関節、筋が原因か自分での判断は難しいと思いますので1度体の状態を判断してもらってから骨盤矯正をするのか、他の施術が良いのかを決めるのが良いのではないかと思います。

 

新潟市で産後骨盤矯正、産後整体をお探でしたら当整骨院へご相談ください。

託児無料、女性施術者在籍しております。

 

産後の腰痛はなぜおきるのか?その原因とは?

2024.04.26 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

産後の腰痛はなぜおきるのか?その原因とは?

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的なからだの不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

出産経験がある方の多くが1度は感じたことがある産後の腰痛の原因を解説していきます。

産後の腰痛の原因は1つではない

産後の腰痛といっても原因は人それぞれ痛みが強い、痛みが弱いなど違いはあります。いくつか原因を分けて紹介していきます。

出産にともなった骨盤の変化、循環が悪い

妊娠するとリラキシンというホルモンの影響で妊娠初期から靭帯が緩みやすくなっていきます、出産時には女性ホルモンなども多く分泌され骨盤が特有の動きをすることで出産が可能となります。

出産を終えると骨盤は元の状態に戻り、子宮の大きさも戻るように機能するのですがこの時に

・骨盤(仙骨、腸骨)の位置が元の正しい位置に戻らない

・恥骨の動きの左右の異常

などの骨盤帯が正常に戻らない事で出産後に腰痛が出てしまってたり、腰痛が長引いてしまうことにつながっていきます。

妊娠中は下半身の循環が悪くなっていますので下半身の筋肉の硬さなども原因として考えられます。

 

育児、日常生活によるもの

・長時間の抱っこ

・授乳姿勢が悪い

・おむつ替え

・赤ちゃんを腰に乗せるように抱っこする

・抱っこ紐の位置が悪い

などの日常生活での姿勢によって腰痛が抱てくることもあります、妊娠期間中はあまり動かないので筋力が低下している中で動くことで腰痛が出てきやすくなってしまいます。

夜間の授乳が多く睡眠がうまく取れずに疲労が蓄積してしまうことで体の回復力が低くなってしまうことも問題なのではないでしょうか。

 

体の筋力低下

妊娠期間中に筋力が低下してしまって体を支えれないために腰痛が出やすくなることも考えられます、腹筋が弱い、骨盤底筋群が弱い、硬くて動きが悪いなどが原因となりえます。

妊娠中には反り腰気味になりますので、この癖が続いていて腰痛が続くことも考えられます。

産後の腰痛の自宅での対策

骨盤の位置異常や働いていない筋肉を特定して調整などは自宅で簡単に整えたり、戻したりすることは難しいので当整骨院新潟市江南区のぐり整骨院にご相談いただきたいのですが、だれでも簡単にできる事をご紹介したいと思います。

日常生活の動作、癖の見直しをする

毎日の生活で

・毎回片側で抱っこをしていないか

・授乳時にしっかりクッションを使って高さを調整する

・抱っこ紐の位置を正しくする

・座り方を正す

などの簡単に出来る事から見直して対策してみてください。

筋トレ、ストレッチを行う

自宅で出来る筋トレを行うのも良いです、インナーマッスルのトレーニングなどから始めると始めやすいのではないかと思います、最近ではYOUTUBEで簡単なトレーニングで10分などの動画も沢山ありますので動画を見ながらだと運動しやすいかと思います。ただし腰痛が強く動くと痛い場合は痛くない運動にするか、痛みが引いて運動できるまではやめてください。

ストレッチも自宅でのケアにオススメです。特に産後間もない方は下半身のストレッチを行うのが良いので腰から下の筋肉のストレッチを行ってみてください。

骨盤ベルト、コルセットを使う

あまりにも腰が痛く日常生活がつらい場合には骨盤ベルトを使うなどして対応するのも必要です。

正しずっとベルトに頼った生活を続けていると筋力が戻らずに腰回りが安定しない場合などもありますので、痛みが治まってきたらベルトを外す時間を増やすなどして徐々にベルトが必要ない生活に戻していってください。

また骨盤ベルトで産後の骨盤を戻したいというのも不可能です(開いている方向とベルトで骨盤を占める方向が合っていないため)のであまり頼りすぎないようにしてください。

 

本日は産後の腰痛についてでした、

新潟市で産後の腰痛や体の痛みにお悩みでしたら

新潟市江南区のぐり整骨院・整体院へご相談ください。

帝王切開の場合は骨盤や体の歪みは起きない?骨盤矯正はしなくてもよい?

2024.04.03 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

帝王切開の場合は骨盤や体の歪みは起きない?骨盤矯正はしなくてもよい?

というテーマです。

帝王切開は骨盤はゆがむ?ゆがまない?

帝王切開だと骨盤はゆがまない?

帝王切開だと骨盤今日は必要ない?

といった質問をいただく事があります。

 

結論からいいますと

 

帝王切開でも骨盤、体はゆがみます

 

骨盤は普通分娩するからゆがむわけではなく、妊娠してから出産にかけて出産やすいように変化していく過程で変位していくため骨盤の位置は変化していきます。

 

またお腹が大きくなってきますので重心の変化などで体のゆがみが出てくることもあります。

 

骨盤は出産に向けて位置が変わっていく

妊娠すると骨盤が開くといわれていますが、この骨盤が動く時に仙骨の部分(上記の図の赤丸)が体の前方方向へ傾くような動きをしていきます。

この動きは出産できるように必ずだれにでも起きる動きとなっています、仙骨部分が前方に動くことで骨盤の下部が開き出産が出来るように動きます。

 

重心の変化

妊娠中はお腹が大きくなることで重心の変化が起きてきますので、腰がそり過ぎてしまったり、下半身の筋肉が硬くなり循環が悪くなったりしてしまうことも考えられます。

 

妊娠期間中の変化があるので骨盤矯正を受けても良い

骨盤だけの施術ではなく体全体の施術がオススメ。

帝王切開でも骨盤の位置だけでなく重心を整える施術で体全体を整えていくことで産後の不調に対処していくのが良いです、妊娠中の重心の変化、下半身の筋肉などもしっかりと整えるのが効果的。

先ほど妊娠中に仙骨が前方に傾くお話をしましたが、上記の図の腸骨も体の中心側へと動きます。

 

仙骨と腸骨は出産時にホルモンの影響を受けて最大限に動くことで出産になり、もとの位置に戻っていきます、この戻りが悪いと腰痛などの産後の不調が続く原因となってしまいます。

帝王切開の場合でもこの動きが少なく戻りが悪くなってしまうと産後腰痛など体の不調へとつながりやすくなってしまいますので

帝王切開だったけど

骨盤が気になる

腰痛がある

膝が痛い

なんだか全身の調子が悪い

などお体の気になることがある場合には施術を受けて正しい状態に整えていくことが必要かもしれません。

 

産後の不調、骨盤のお悩みなどありましたら

新潟市江南区ぐり整骨院へご相談ください。

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起床時の腰痛の原因は?

2024.03.12 | Category: 腰痛,骨盤矯正

起床時の腰痛の原因は?

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟市江南区ぐり整骨院の院長石栗です。

当整骨院に来院される方で意外と多いのが

「朝起きた時が腰が痛くて…」

「起き上がってからしばらく腰が伸びない…」

このようなお悩みについて考えてみたいと思います。

朝起きた時に腰が痛くなる原因は?

1、筋肉の固さ、関節のゆがみ

筋肉が固いと起き掛けに腰の痛みが出やすくなってしまいます、寝返りなどをあまりせずに寝ている方ですと筋肉、関節が動かないので朝起きるときに痛みを感じることがあります。関節がうまく動かなくなっていることで症状が出てくる場合もあります。

2、寝方

長時間同じ姿勢で寝ていたり、寝返りが少なかったりなども原因として考えられます。

3、体の循環の問題

痛みが出やすい部分は元々血行が悪くなっていますので、普段から腰に痛みがある方の場合は寝ている間に

心拍数が下がる

血流量が少なくなる

腰の血流がさらに悪くなる

といった事が考えられますので、起きるときに痛みが出てきやすくなります。

※これとは逆の考えで慢性的腰痛の方が腰を温めると一時的に痛みが緩和するのは血流が改善するからです。

朝の起床時が痛くて日中は痛みが減る、痛くない場合

朝は痛いけど日中は痛みが少ない、痛みがないという方の場合も腰の血行が悪くなっていることで痛みが出ています、起き上がって活動し始めると

心拍数戻る→血流戻る→筋肉動く

といったように体が動き始めると痛みがなくなっていきます。

起床時の腰痛の対処法

自宅で出来る事ですと体の循環を良くすることと寝方を工夫すること

寝方

仰向けで寝る場合はは膝が軽く曲がるように膝の下に、クッションや座布団、タオルケットなどを置いて寝ると腰の筋肉が休まって寝れる可能性が高くなります、横向きの場合には抱き枕などを使うと負担が少なくなるかもしれません。

運動、体操

簡単な体操を2つご紹介します。

まず1つ目ですが

朝起きたら布団の上で上記の図のように仰向けになり膝を立てる

その後左右に膝を交互に倒して動かします

30回位左右に膝を倒して動かしてみてください。

 

2つ目は

背中の骨を動かす運動です。

まずは四つん這いになります、ゆっくりとした動きで大丈夫です。

その後に背中、肩甲骨の辺りをしっかりと反らすように動かします

今度は逆に背中、肩甲骨の辺りを天井方向へ丸めていきます

この背中をそらす、丸める動作を10から15回位行ってください。

 

どちらも簡単ですのでぜひ腰痛の予防に行ってみてください。

 

起床時の腰痛や慢性的な腰痛、ぎっくり腰、足の痺れなどにお困りでしたら新潟市江南区ぐり整骨院へご相談ください。

産後の骨盤ベルトは絶対に必要なのか?

2023.12.04 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院・整体院の院長石栗です。

今回のテーマは産後の骨盤ベルトは絶対に必要なのか?というテーマです。

産後の骨盤ベルトをしなかった

産後に骨盤ベルトをしなかったから歪んでいないか?腰痛にならないか?色々と体が心配で…

当整骨院には産後骨盤矯正や産後施術で来院される方でこのような事をお話される方がいらっしゃいます。

結論から言ってしまうと当院では

「骨盤ベルトはしなくても問題ありません!」

とお伝えしています。

それはなぜか?

そもそも産後の骨盤は自力で戻る力が働く

妊娠から出産にかけては骨盤は出産できるような形に徐々に変化していきます、【骨盤が開く】と表現されるのが起きている時期になります。

出産時には上記の図の仙骨、腸骨が動くことで骨盤の下部が開き出産することが可能となります、出産し終えると反対に元の位置に戻るような動きを起こして骨盤下部が元の位置に戻っていきます。

さらに出産前の状態に骨盤が落ち着くのが3ヶ月かかるといわれております。

そうすると問題となるのが骨盤ベルトで骨盤をしめる必要があるのか?という事ですが、当整骨院で骨盤ベルトはしなくても大丈夫と言っている理由が下記になります。

骨盤の開く方向とベルトでしめる方向は違っている

出産時に骨盤が開く方向と骨盤ベルトで骨盤をしめる方向はちがっているのでベルトでしめてもあまり大差はないというのが最大の理由です。

出産時に動く腸骨の動きは上記の図の赤矢印の方向に動きます、中心部分に向かって動いている状態になります、

出産後は上記の図のように体の外方向へ動くような力が働くようになります。

こう考えると骨盤ベルトでしめるのは体の内側方向になるため特に必要ないという結論となっています。

骨盤ベルトをした方が良い場合もある

骨盤ベルトは絶対に必要ない!というわけではなく、

もちろん骨盤ベルトなどをしておいた方が良い場合もあります。

・出産後に骨盤がグラグラする

・歩きずらい

・腰痛がひどい

・大転子が飛び出した

などの骨盤の周囲が安定しないような場合は骨盤ベルトを使い体を安定させるようにしておくと育児などもしやすくなると思いますので安定しない場合は骨盤ベルトを使用するのが良いのではないかと思います。

骨盤ベルトを巻く位置は?

図にある上前腸骨棘よりも下にまベルトをまくようにするのですが、上前腸骨棘という場所が骨盤の前面を触っていただくとポコッと飛び出ているところが左右同じ場所で簡単に触れると思いますので、その位置を確認してから巻くようにしていただけると良いかと思います。

ベルトに関しては動くとずれてしまうというお話が良く出るのですが、こればかりはどうにもなりませんのでどうしてもベルトを締めたい場合は適時位置を調整するようにしてください。

今回は産後の骨盤ベルトのお話でした。

産後骨盤矯正、産後施術、産後の体のことなら

新潟市ぐり整骨院・整体院へご相談ください。

産後1年の骨盤矯正は可能か?施術後に痛みの変化などは出るのか?

2023.11.09 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院・整体院の院長石栗です。

今回は産後1年の骨盤矯正は可能か?施術後に痛みの変化などは出るのか?というテーマです。

産後の骨盤矯正っていつまで可能なの?

産後っていつまでが産後なのだろう?と疑問に思われる方が多いのですが、結論から言ってしまえば出産経験があればいつでも産後骨盤矯正は可能です。

産後1年たっていても骨盤矯正は可能ですし産後の不調がずっと続いている場合には骨盤が正しい位置に戻っていないことが考えられますので骨盤や体の調整が必要な状態なのではないかと考えられます。

この時に注意しなければならないのが整体院の施術などでよくある

・骨盤の左右の高さを整える

・足の長さが左右の違いを整える

・骨盤のゆがみを直す

これを整えるのが骨盤矯正です!というのとはことなる施術ということです。

とても重要なポイントですので骨盤矯正なら何でもよいわけではありません。

また、産後の骨盤は開いているという情報も多く出回っていますが、

産後の骨盤は思っているほど開いていませんし、開き方が想像しているのとは違います。

産後1年たっている方の骨盤矯正は可能

産後1年たっていても骨盤矯正は可能ですし、腰痛などの症状がある場合には1つの施術ポイントとなりえます。

この時の施術は出産での骨盤の動きなどを考えた施術となりますので

出産時の

・仙骨の傾き

・腸骨の位置関係

・恥骨の位置

このようなポイントを正しい位置へと動かしていくのが必要となります。

妊娠から出産の骨盤の動きを簡単に説明しますと

腸骨が動く

仙骨が前方に傾く

骨盤下部が開く

出産

仙骨が戻る

骨盤が戻る

子宮が戻る

このように骨盤が正常に戻る動きをします。

このときにうまく位置関係が正しい位置に戻っていない場合に腰痛などが長引いてしまうことが考えられますので、正しい位置に調整することで体の不調などへの効果が期待できます。

すると悪くならないように出産後すぐに矯正をしておけばいいのではないか?と思うかもしれませんが、これは間違いです。

早すぎる骨盤矯正の開始は不要

骨盤が開いていると聞いたから早く骨盤を閉めたいと思う方も多いと思いますが早すぎる骨盤矯正は不要です、産後1ヶ月以内はまず栄養と休息が一番重要です、しっかり体を休めないと悪露が長引く場合もありますので休むことを1番に考えてください。

産後3か月位までに骨盤は出産の形から元の状態に戻るよう出産後に動いていきますので、この期間も骨盤を直接矯正するような施術は必要ありませんし強い力をかけるような矯正をしてはいけない時期です。

骨盤を直接矯正する施術は3か月以降に骨盤の状態を確認してからの矯正が必要です。

 

当整骨院では産後1ヶ月から施術を行っていますが産後3か月位までは筋肉の調整をメインに行い骨盤が戻るのを助けるようにと、からだの循環を良くすることをメインに行っていきますので、産後早い段階からの施術が可能となっています。

産後1ヶ月でも当整骨院の施術でしたら腰痛、股関節痛、膝痛など産後不調に対応可能です、産後不調は新潟市江南区ぐり整骨院・整体院にご相談ください、託児も無料で行っています。