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【産後の骨盤は開いてる】という情報ほど実は開いていない | 新潟市・整骨院・整体

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【産後の骨盤は開いてる】という情報ほど実は開いていない

2024.03.19 | Category: 産後骨盤矯正

産後の骨盤は開いているという情報ほど実は開いていない

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

骨盤はそんなに開かない

SNS上によく出ている情報で産後の骨盤が開いたままだと痩せない、下半身が太くなる、代謝が悪くなるなどがありますが産後の骨盤は想像しているほど開いていません!

開いているという【開く】の意味が間違って発信されているパターンが多く見受けられます。

産後の骨盤は確かに開くのですが、これは妊娠から出産に向けて徐々に骨盤の状態が変位していき体が出産の準備を整えていく過程で数カ月間かけて骨盤が動いていきます、決して出産時に急に骨盤が開いて動くわけではありません。

妊娠から出産までの骨盤の動き【開き】を解説していきます。

良くある間違った骨盤の開きのイメージ

骨盤が開いている!

しめなきゃいけない!

ベルト巻かないと!

上記の図のように開いているとイメージすると思いますが、実際にはこんな開きかたはしませんし、骨盤ベルト巻いても無駄です、本当の骨盤の動きとベルトでしめる方向は全然合っていません。

では、骨盤は本当はどのように動くのか解説していきます。

妊娠から出産にかけての骨盤の動き方

妊娠後の骨盤の動き方としまして

本来骨盤は強力な靭帯で固定されているので動きにくいのですが妊娠するとホルモンの影響などで靭帯が柔らかくなりゆるみが出てきて骨盤の位置が動きやすくなります。

上記の図の腸骨が仙骨方向(体の中心方向)に徐々にスライドするように動いてきます。

この動きに伴って仙骨の部分が体の前方方向へと動いてきます。下記の図の赤ちゃんの頭の上にある骨になります。

この動きは出産に向けてどんどん強くなり出産時にはホルモンが女性ホルモンなどが一番分泌されより大きく腸骨は体の中心部へ、仙骨は体の前方へ傾きます。

そうすることで骨盤の下方が開き出産することが可能となります。

出産後の骨盤の動き

出産を終えると骨盤は元の位置へと戻る動きを起こしますので腸骨は体の外側へ、

仙骨は体の後方へ戻ります

すると骨盤の下部は閉じて元の位置へ戻るようになっています。

基本的にはこのように自然と開いて閉じる動きが産後3ヶ月位にかけて起きるのですが、この戻る動きが悪くなっていたりすると産後の腰痛が長く続いてしまったり、不調が続く原因となってしまいますので骨盤の調整が必要な状態となります。

骨盤が開いてしまった~と感じる場合

・産後数か月たったのに産前に履いていたパンツが入らない

・骨盤回りが不安定に感じる

・骨盤(大転子)が飛び出した気がする

このような状態になる方が一定数いますので原因をお伝えします。

産後数か月たったのにパンツが入らない方

この場合体重が戻っていない場合はもちろんズボンは入りません、脂肪がついていますから。

体重が戻ったのに入らない場合は

・筋力が低下している

・骨盤の戻りがよくない

このような事が考えられます。

筋力が低下している場合は体重は以前と同じでも脂肪が多くお腹、お尻回りが大きくなって入らないことが考えられますので筋トレが必要となります。プランクと骨盤底筋トレーニングなどから少しずつ始めるのがおすすめです。

上述したように骨盤の戻りが悪い場合徒手での体全体と骨盤回りを調整するとパンツが入りやすくなります。

骨盤回りが不安定に感じる場合

この場合も筋力不足、骨盤の戻りが悪く位置が悪いことが考えられますので、骨盤回りの施術と軽めの筋力トレーニングを並行して行うことで安定感が戻ってきます。

骨盤(大転子)が飛び出した気がする場合

この場合はお尻回りの筋力低下、大転子の位置異常となってきます。

お尻回りの筋力が低下すると大転子の位置異常が起きやすくなりますのでお尻回りの筋トレしながら股関節、骨盤の矯正をすることで出っ張った大転子はしっかりと元の位置へ戻ります。

股関節の動きが痩せにくくなってしまったりしますので、股関節の可動域や位置は重要です、産後の方は骨盤だけでなく股関節も意識してみてください。

 

産後の骨盤は思っているほど開いてないというテーマでしたが、妊娠出産の骨盤の動きがお分かりいただけましたでしょうか?

開いているというよりは戻りが悪い場合は多々ありますが、

・骨盤ベルトを必ず締めなくてはいけない

・何十回も骨盤矯正しなくてはいけない

というような間違った情報に流されない方が少しでも増えてもらえたら良いな!と思います。

 

新潟市で産後の骨盤やお体の不調でお悩みがありましたら、ぜひ当整骨院へご相談ください。

起床時の腰痛の原因は?

2024.03.12 | Category: 腰痛,骨盤矯正

起床時の腰痛の原因は?

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟市江南区ぐり整骨院の院長石栗です。

当整骨院に来院される方で意外と多いのが

「朝起きた時が腰が痛くて…」

「起き上がってからしばらく腰が伸びない…」

このようなお悩みについて考えてみたいと思います。

朝起きた時に腰が痛くなる原因は?

1、筋肉の固さ、関節のゆがみ

筋肉が固いと起き掛けに腰の痛みが出やすくなってしまいます、寝返りなどをあまりせずに寝ている方ですと筋肉、関節が動かないので朝起きるときに痛みを感じることがあります。関節がうまく動かなくなっていることで症状が出てくる場合もあります。

2、寝方

長時間同じ姿勢で寝ていたり、寝返りが少なかったりなども原因として考えられます。

3、体の循環の問題

痛みが出やすい部分は元々血行が悪くなっていますので、普段から腰に痛みがある方の場合は寝ている間に

心拍数が下がる

血流量が少なくなる

腰の血流がさらに悪くなる

といった事が考えられますので、起きるときに痛みが出てきやすくなります。

※これとは逆の考えで慢性的腰痛の方が腰を温めると一時的に痛みが緩和するのは血流が改善するからです。

朝の起床時が痛くて日中は痛みが減る、痛くない場合

朝は痛いけど日中は痛みが少ない、痛みがないという方の場合も腰の血行が悪くなっていることで痛みが出ています、起き上がって活動し始めると

心拍数戻る→血流戻る→筋肉動く

といったように体が動き始めると痛みがなくなっていきます。

起床時の腰痛の対処法

自宅で出来る事ですと体の循環を良くすることと寝方を工夫すること

寝方

仰向けで寝る場合はは膝が軽く曲がるように膝の下に、クッションや座布団、タオルケットなどを置いて寝ると腰の筋肉が休まって寝れる可能性が高くなります、横向きの場合には抱き枕などを使うと負担が少なくなるかもしれません。

運動、体操

簡単な体操を2つご紹介します。

まず1つ目ですが

朝起きたら布団の上で上記の図のように仰向けになり膝を立てる

その後左右に膝を交互に倒して動かします

30回位左右に膝を倒して動かしてみてください。

 

2つ目は

背中の骨を動かす運動です。

まずは四つん這いになります、ゆっくりとした動きで大丈夫です。

その後に背中、肩甲骨の辺りをしっかりと反らすように動かします

今度は逆に背中、肩甲骨の辺りを天井方向へ丸めていきます

この背中をそらす、丸める動作を10から15回位行ってください。

 

どちらも簡単ですのでぜひ腰痛の予防に行ってみてください。

 

起床時の腰痛や慢性的な腰痛、ぎっくり腰、足の痺れなどにお困りでしたら新潟市江南区ぐり整骨院へご相談ください。