Blog記事一覧 > 骨盤矯正 | 新潟市ぐり整骨院・整体院 - Part 3の記事一覧
こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
新潟県新潟市江南区で産後骨盤矯正や、整体をしていますぐり整骨院の院長石栗です。
本日は産後骨盤矯正でダイエットができるのか?というテーマです。
産後の骨盤を矯正するだけで痩せるのか?
普通に考えたら骨盤を矯正するだけでは痩せません。
ではなぜ産後骨盤矯正ダイエットみたいなキーワードがあるのでしょうか?
私も不思議に思い色々探してみたところ、色々なホームページやサイトが出てきたのですが、書いてあることは基本的に全部一緒でした。
・内臓の位置を戻すと代謝が上がる
・骨盤を戻すと代謝が上がる
・姿勢が良くなり代謝が上がる
だいたいこんな内容が書いてあるのですが、
姿勢を正して筋肉が使えるようになって上がった代謝ってそんなに多くないですよね?
そもそもこの理論なら産後骨盤矯正でなくても整体で体を整えたら姿勢は良くなるし、代謝上がりませんか?痩せませんか?と言う話になるのですが、それはどこにも書いていませんでした。
謎は深まるばかりですが代謝が上がると仮定してもいつになったら痩せるの?位時間がかかると思います。
骨盤矯正とEMSやラジオ波の組み合わせは?
これに関してはEMSは私も数年前に自分の院内のEMSをしばらくお腹にかけていた時期がありました。
よく見る「寝ているだけでインナーマッスルが鍛えられる」やつです!
1ヶ月位寝ながら腹筋の収縮のつらさに耐えた記憶があります、1ヶ月かけ続けた結果としては「少しお腹が小さくなったような気もしなくはないけど………」と反応に困る位の感じにしかなりませんでした。
EMSはやはり怪我の後のリハビリや姿勢を正すための補助で使うのが正しい使い方だと思います、正しく使えばとても良いのですが、EMSだけでダイエットは不可能だと感じました。
もう一つのラジオ波ですがこれもダイエットを売りにしている整体やエステサロンなどではよくつかわれていますよね。
これに関しては実体験はないのですが医療用のラジオ波に関しては文献があるそうでかなりの肥満の方に対しては一定の効果があるという報告があるそうですが、あくまでも医療用のものであって家庭用やエステ、整体で使っているものにはエビデンスはないようです。
これは医療脱毛≒普通の脱毛のような感じで
医療機関でしかできない出力等があるようで色々な差があるようです。
骨盤矯正でダイエットは難しい!
結論は骨盤矯正や電気機器で楽して痩せるのはあきらめましょう!!
基本はやはり
・食事
・筋トレ
・有酸素運動
この3つを面倒でもしっかりと継続することです。
減量を目指す場合の大前提は
摂取カロリー<消費カロリー
これが必要になります。
脂肪を1KG落とすのに必要なカロリーは7200㎉必要とされていますので1カ月で脂肪を1KG落とそうとした場合1日で240㎉のマイナスの状態を作ればよいことになります。
食事
最初からガチガチにカロリー計算できない、面倒な場合は間食での糖質摂取をやめる、食事の糖質を減らしたんぱく質に置き換えるなどの簡単なことでもよいと思います。
筋トレ
インナーマッスルのトレーニングも良いのですが、ダイエット、減量を目的とするなら下半身の筋肉や背筋の大きい筋群を鍛えましょう。
大きい筋肉を使うことで代謝が上がらり1日の消費カロリーが自然と増えるのでダイエットの筋トレに最適です、ヒップアップにも良いです。
下半身のトレーニングをすると足が太くなってしまうと心配する女性の方が多いのですが
「そんなに簡単に足は太くできません」
ボディービルをしている方でもかなりの重さをかけた強度の高いトレーニングをして足を大きくしています、ましてや女性の場合は筋肉がつきづらいので大きくするのは難しいです。
それでも「筋トレしたら足が太くなったよ!」という女性のかた!
おそらく余分なカロリーの取りすぎではないかと思います、カロリー収支が合わず脂肪がついているはずです、食べ物を意識してみましょう。
有酸素運動
エアロバイクでもYOUTUBEでも30分くらいでできる運動がいくらでもあります、少し時間を見つけて運動しましょう!
子供がいてそんな時間ないよ!というかた、
旦那さんに子守りをしてもらいましょう!!家事、育児は一人でするものではありません、いくら仕事が忙しくても週に2回30分位なら子守りを任せて時間が作れるはずです。
私の家では40分交代で妻と子守りを交代しながらエアロバイクをこいだり筋トレをしてダイエットしていました、不可能ではないはずです。
面倒なのは最初だけ、頑張りましょう!!
本日の結論は楽して痩せるのは難しい!という結論です
ご覧いただきありがとうございました。
こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
新潟県新潟市江南区で産後骨盤矯正や、整体をしていますぐり整骨院の院長石栗です。
今日は産後骨盤矯正と骨盤矯正の違いについて解説していきたいと思います。
骨盤矯正のイメージというと
・歪みを整える
・開いた骨盤をしめる
・ボキボキ矯正する
などのイメージをお持ちの方が多いのですがこれは両方の骨盤矯正がごちゃごちゃになってしまっています。これは産後骨盤矯正とうたいながら産後の骨盤の動きとは関係ない矯正をしているお店が多いためごちゃまぜになってしまっているのではないかと思います。
産後骨盤の開きとはなにか
産後の骨盤が開いてるというと下記の図を想像すると思いますが
これは実際に骨盤は➡方向には開いていません。
ではどの方向に動いているかというと両方の骨盤(腸骨)は図とは真逆
⇦向きに動きます、骨盤の中心方向真ん中にある仙骨という骨の方向に変位しています。
なぜこのような動きをしているかといいますと
出産時には骨盤の下部が開かないと出産時の産道が確保できませんので、妊娠中から骨盤の両側2つの骨(腸骨)が骨盤の中心側(仙骨)に変位していき、真ん中にある仙骨が出産時に前方に倒れこむことによって骨盤下部が開くような仕組みとなっているからです。
このような出産時の骨盤の動きをしっかりと把握して施術を行っていくのが産後骨盤矯正となります。
産後骨盤矯正とは何をするものなのか
産後骨盤矯正とは上述したとおり産後の骨盤のゆがみ(仙骨、腸骨)を矯正していくものになりますが、通常の骨盤矯正の左右の高さ(腸骨の高さ)を整えるわけではなく、産前の骨盤の位置に戻していく施術になります。
①産後1か月までは栄養、休養が必要な休息期間
②産後1~3ケ月は産後の骨盤の変位が元に戻っていく期間
③産後4~6カ月は産後の緩んだ靭帯や筋肉が元に戻っていく期間
として分けて施術を行っていくことが産後骨盤矯正では必要です。
①の期間は矯正や運動は基本的にしてはいけません
②の期間に入りましたら骨盤の位置が戻るのを手助けするように矯正していきます、この期間は下半身、腰回りの筋肉を調整して体を整えていきます、骨盤を機械でガシャガシャ矯正やボキボキ直接矯正するような期間ではありませんので強い力は不要です。
③以降の期間になり骨盤の変位が残っていたら初めて直接矯正を行っていきます。
通常の骨盤矯正とは
通常の骨盤矯正では左右の骨盤の高さ、骨盤のねじれ、足の長さを整える事が一般的です、この矯正は産前、産後関係なくできます。骨盤の左右の高さや、ねじれは日常生活のクセで簡単に出てきてしまいますのでいくら矯正を行っても普段の悪い癖を正さない限りすぐに歪んでしまいますので注意が必要です。
本当は産後の骨盤だけでなく全身が大事
産後骨盤矯正、骨盤矯正で骨盤を整えるのは大事です、でも一番大事なのは全身が整っている事!
骨盤を整えたのに上記のような状態になってしまっていては骨盤を整えた意味は全くありませんので全身が整っていることが一番大切です。
本日は産後骨盤矯正、骨盤矯正の違いについてでした。