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産後に大転子が飛び出る原因と戻し方|整体と運動でスッキリ整える方法

産後に大転子が飛び出る女性が増える理由
出産後に「急に腰回りが大きく見える」「デニムが入らない」と悩む方は多く、その原因の一つが大転子の飛び出しです。大転子とは太ももの付け根の外側にある骨で、産後は次の理由で外へ張り出しやすくなります。

- 骨盤が妊娠・出産で開く
- 骨盤周囲の靭帯がゆるむ
- 股関節を支える筋力が低下する
- ガニ股姿勢が習慣化する
これらが重なることで、大転子が外に押し出され、腰回りが広がって見えてしまいます。しかし、整体施術と運動を組み合わせることで、多くの方が改善を実感されています。
大転子が飛び出ると起こりやすい不調や悩み

大転子が外へ張り出すと、見た目だけではなく身体の不調にもつながります。
- 下半身太りに見える
- デニムやタイトスカートがきつい
- 歩き方が不安定になる
- 腰痛・股関節の違和感
- お尻が横に広がって見える
これは骨盤と股関節のバランスが崩れ、筋肉が正しく働かなくなるサインです。正しいケアをすれば体のラインは十分に戻せます。
整体で大転子はどこまで戻せる?施術のポイント
整体では、骨だけを動かすのではなく、骨盤・股関節・筋肉のバランスを総合的に整えることが大切です。
当院の施術では、以下の3つを重視しています。
①骨盤のゆがみ調整

産後に開いた骨盤を、無理なく自然な位置へ戻します。
②股関節の可動域を改善

股関節が硬いと大転子が外へ張り出すため、動きを滑らかに整えます。
③弱った筋肉の働きを回復

中殿筋・内転筋が弱ると大転子が広がりやすいため、バランスを整えます。
これらを組み合わせることで、「腰回りがスッキリした」「歩きやすくなった」と実感される方が多くいらっしゃいます。
大転子を戻すための自宅エクササイズ
整体の効果をキープし、改善スピードを上げるには、自宅での簡単なエクササイズが欠かせません。
①お尻ほぐし(中殿筋リリース)
- テニスボールをお尻の横に置く
- 体重をのせて30秒キープ
※痛気持ちいい範囲で
②内もも(内転筋)トレーニング
- 椅子に座り膝の間にクッションを挟む
- 軽く押しながら10秒キープ × 5回
③中殿筋エクササイズ(サイドレッグリフト)
- 横向きに寝て膝を軽く曲げる
- 上の脚をゆっくり上げ下げする
- 10回 × 2セット
無理のない動きから始めることで、股関節周りの筋肉が整い、大転子の改善につながります。
改善を早める生活習慣のポイント

大転子の悩みは、特に普段の姿勢と関係しています。以下を意識するだけで変化が早まります。
- 片足重心で立たない
- 足を組む癖を減らす
- 椅子では深く座り骨盤を立てる
- 歩くときは内ももを意識する
- つま先をまっすぐ前に向ける
特別な運動よりも、日常の姿勢改善のほうが効果を実感しやすい場合もあります。
【まとめ】産後の大転子は整体と運動で改善できます
産後に大転子が飛び出してしまうのは、骨盤のゆがみや筋力低下など、産後特有の変化が重なって起こります。しかし、整体と軽い運動を組み合わせれば、十分に改善が期待できます。
「産後だから仕方ない」と諦める必要はありません。正しいケアを続ければ、体型は必ず変わります。無理のない範囲で、あなたの体を整えていきましょう。
腰が痛くて曲がらない・靴下が履きにくい原因は足の裏?整体院が教える改善ポイント

1.腰が痛くて曲がらない・靴下が履きにくい人に共通する特徴
「朝、腰が曲がらなくて靴下が履けない」「前屈すると腰がつっぱる」
そんな悩みを持つ方は非常に多く、整体院でもよくご相談を受けます。
これらの症状に共通するのが下半身の柔軟性低下です。特に、

- ふくらはぎの張り
- 足指の動きの悪さ
- 足裏の筋膜の緊張
これらがあると腰が前に倒れにくくなり、痛みが出やすくなります。
つまり、腰そのものより足元の硬さが腰の動きを妨げているケースが多いのです。
2.腰ではなく“足裏”が原因になる理由
腰が曲がらないからと言って、原因が必ずしも腰にあるとは限りません。
実は、足裏の筋膜はふくらはぎ・太もも・骨盤・腰へと全身へつながっています。

足裏が硬くなると、その緊張が脚裏を通じて腰まで波及し、前屈で腰が引っ張られるような痛みを起こします。
足裏が硬くなる要因は次の通りです:
- 長時間の立ち仕事
- 歩く量が少ない生活
- 合わない靴
- 足指を使わない歩き方
腰痛なのに足裏をほぐすだけで前屈が楽になる方が多いのは、
この筋膜のつながりが大きく関係しているためです。
3.足裏が硬くなると起こりやすい体の不調
足裏の硬さは腰痛以外にも様々な不調を引き起こします。
- 朝起きてすぐの腰の痛み
- 靴下を履くときだけ腰が痛い
- 長時間座ると腰が固まる
- 歩くと腰が重くなる
- 足の疲労感・むくみ
足裏が硬いと体の連動が悪くなり、腰痛が慢性化しやすいのも特徴です。
4.整体院が推奨する「足裏ほぐし」セルフケア方法

自宅で簡単にできる足裏ほぐしをご紹介します。
① テニスボールで足裏ローリング
- テニスボールを足裏に置く
- かかと〜指の付け根まで前後に転がす
- 1分ほど行う(痛気持ちいい程度)
② 足指グーパー体操
- 足指を大きく広げて5秒キープ
- しっかり握って5秒キープ
→ 10回 × 2セット
③ かかと重心リセット
- 軽く膝をゆるめて立つ
- かかとに体重を乗せる
足裏の緊張が抜け、腰の負担が軽減します。
5.足裏だけでなく見直したい体の使い方と再発予防法

足裏をほぐしても、日常の体の使い方が悪いと再発します。
腰痛予防のために、以下のポイントもぜひ取り入れてください。
① 歩くときに“指で地面をつかむ”意識
ペタペタ歩きは足裏を硬くし、腰にも負担がかかります。
足指まで使った歩行が腰痛改善に効果的です。
② 長時間同じ姿勢を避ける
45〜60分同じ姿勢が続くと筋肉が固まります。
定期的に立ち上がるだけでも腰の負担が減ります。
③ 毎日3分の足裏リセットを習慣化する
簡単なケアほど継続が重要。
足裏が柔らかい人は腰痛が再発しにくい傾向があります。
【まとめ】腰痛改善には足裏ケアが欠かせない
腰が痛くて前に曲がらない、靴下が履きづらいという症状は、
足裏の硬さが原因となっているケースが非常に多くあります。
足裏の筋膜は脚・骨盤・腰へとつながっており、
ここが硬いと前屈動作で腰が引っ張られ、痛みにつながります。
テニスボールを使った足裏ほぐしや足指の体操を取り入れるだけで、
腰の曲がりづらさが大きく改善することもあります。
「腰が痛いのに足裏?」と思うかもしれませんが、
足元を整えることで腰の動きは驚くほど変わります。
腰痛に悩む方は、ぜひ今日から足裏ケアを始めてみてください。
新潟市江南区天野3-38-24
ぐり整骨院・整体院
院長 石栗 裕太











