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産後に股関節が痛むようになったというお悩み(当整骨院での症例) | 新潟市・整骨院・整体

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Blog記事一覧 > 産後骨盤矯正 | 新潟市ぐり整骨院・整体院の記事一覧

産後に股関節が痛むようになったというお悩み(当整骨院での症例)

2024.07.05 | Category: 産後骨盤矯正,骨盤矯正

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的なからだの不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

今回は

産後に股関節が痛むようになったというお悩み

の当整骨院・整体院での症例をお伝えしたいと思います。

産後の不調で多いのはもちろん腰痛ですが意外と多いのが股関節が痛むというお悩み。

当整骨院には「出産してから股関節が痛む」という事で来院される方が毎月数名いらっしゃいますので、症状、施術後の経過などをお伝えしていきたいと思います。

20代 女性 産後2か月経過 左股関節の痛み

・妊娠中から左の股関節に痛みが出始めた

・椅子からの立ち上がりに痛み

・歩行時の痛み

があり産後も痛みが変わらないため来院されました。

 

当整骨院・整体院での見立て

・左股関節の可動制限

・左殿部の硬さ

・大腿部全体が硬い事で循環の悪さ

・左腓骨部の下方変位

・左仙腸関節の可動異常

・胸椎部の可動制限

・肩甲骨の位置異常

を問診、体の動作などの検査をさせていただき確認しました。

このような部分に問題があるのではないかと考えて股関節だけではなく体全体の施術を行った方が良いとお伝えして初回の施術を行いました。

初回施術

初回の施術では関連する神経、関節、筋肉への施術を行いながら全体的な体の状態を整えるように施術を行いました。

施術後は歩行時、立ち座り時の痛みの減少も確認できました。

日常生活の注意点や自宅での体操などをお伝えして初回の施術を終了しました。

2回目以降の施術

1週間後に2回目の施術。

股関節に痛みは残るが施術前よりも痛みが少なくなってきているようでしたので、

再び同じように問題となっている個所の施術を行いました。

 

また1週間後に3回目の施術

痛みは少ないが残っているという事でしたので、確認を含めて関節の動きなどを再度検査を行いました。

初回施術前よりも全体的に問題になりそうな部位は減ってきていたので、少し動きの気になる関節のなどを施術を行いました。

 

痛みも少なくなってきていたので4回目以降は2週間位開けて様子を見ながらの施術に変更しましたが、股関節の痛みが強くなることもなかったようで、かなり状態が落ち着いてきました。

 

その後股関節の痛みが全く気にならなくなるまで3回位施術を行いました、計7回の施術で股関節の痛みも気にならなくなり関節の動きも悪くないようなので一旦施術を終了となりました。

回数に数回の差はありますが産後の股関節の痛みの施術では同じような経過をたどることが多いです。

ほんの一例ですがご参考までに。

 

新潟市江南区ぐり整骨院・整体院では産後の股関節の痛みなど産後施術に特化しておりますので産後のお体のお悩み等がありましたら、ぜひ当整骨院・整体院へご相談ください。

産後骨盤矯正は意味ない!という意見がある理由

2024.06.11 | Category: 産後骨盤矯正

産後骨盤矯正は意味がない!という意見がある理由

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的なからだの不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

なぜ産後骨盤矯正は意味がないといわれることがあるのか

私が思うには

①骨盤矯正に医学的に強いエビデンスがない

②解剖学てきには骨盤は動かないとされている

③よく産後の勉強していないのに骨盤矯正をうたって施術を行っている店舗が多数ある

この3つが主な原因なような気がしています。

 

①徒手の施術では病院で使うような何十万ものエビデンスをもつ施術が存在しませんのでちゃんとしたエビデンス出せと言われると不可能ですのでこれは仕方ないです、徒手療法は骨盤矯正に限らず強いエビデンスはありません、母数の少ない研究などの論文は海外で発表はされているようですが私のレベルではたどり着けづ翻訳もできませんので確認はできません。

②骨盤は動かないとされている

骨盤は強力な靱帯で固定されていて基本的には動かない。

私も成人男性が3人くらいで引っ張ったが動かなかったというような話を聞いたことがあります。

ただこの話が本当だとするならば、どうやって出産することが可能なのだろうか?という疑問を私は持っています、本当に骨盤が動かないのだとしたら、赤ちゃんはどうやって出てくるのでしょう?

③産後に関係ない適当な骨盤矯正を行っている所が沢山ある。

・産後の骨盤矯正に行ったのに姿勢分析されて体がゆがんでいると言われた。

・骨盤をガシャガシャ機械で矯正

・産後間もないのにボキボキ矯正された

などのとても産後の施術とは思えないような施術を行っている所が多いのも原因ではないかと思います。

本当に産後の施術を行うのであれば産後の体に合わせた施術、妊娠から出産にかけての体の変化などを考えた施術が必要となります。

全然意味ない施術もあるのは事実だと思います

骨盤矯正だけで痩せる

骨盤だけの施術

産後の状態を考えていない

等の施術があるので産後骨盤矯正は意味がないと言われても当然なのではないかと残念ながら私も思っています。

意味のある産後骨盤矯正を提供したい

当整骨院では産後骨盤矯正が意味ないと言われている中でもしっかりと産後のお体、骨盤の状態に合わせた骨盤矯正、施術を提供していきたいと思っています。

正しい知識、正しい技術は存在していますので、現状の施術に満足することなく来院される方により良い施術が届けられるように勉強していきたいと思います。

産後骨盤矯正、産後整体を受けてみたいなと思ってみていただけた方

ぜひ新潟市ぐり整骨院・整体院へお声掛けください。

ベビーシッターの託児付き、女性施術者も在籍しています。

【産後の骨盤矯正】遅すぎた、手遅れになるという事はあるのか?

2024.05.22 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛,骨盤矯正

【産後の骨盤矯正】遅すぎた、手遅れになるという事はあるのか?

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的なからだの不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

年に何回かいただくご相談で「産後の骨盤矯正をしていないで何年かたってしまったが手遅れですか?」というご相談ですが何を目的にするかで変わってきます。

産後からの体の不調が続いている場合は遅くない

・産後から腰痛が続く

・股関節痛が続く

・骨盤回りの違和感

・骨盤が飛び出ている気がする

などのように妊娠、出産から続く体の不調がある場合には産後の骨盤矯正を行うのが良いのではないかと思います。妊娠から出産にかけて骨盤は特有な動きをします、この時にしっかりと骨盤の位置関係が戻っていないと腰痛が続く原因となりえます。

上記の図の仙骨、仙腸関節の位置関係が正しい位置、正しい動きができないようになっていると腰痛などが続く原因となってしまいますので骨盤矯正の適応範囲かと思います。

骨盤が飛び出ている気がする場合

・産後から骨盤が飛び出てきた

・ズボンが引っかかる

このような場合も骨盤矯正、徒手で施術の範囲内です。

上記図の赤丸部分が飛び出ている、引っかかるような場合は骨盤回りの施術をしながら筋力トレーニングなどを行っていくことで元の位置関係に骨盤を戻すことが可能です。

ダイエットが目的の場合は難しい

SNSやインターネットでは骨盤矯正ダイエットなどの情報があると思いますが、ダイエットを目的として骨盤矯正を受けるのは産後直後や産後何年などは関係なく難しいです。

骨盤矯正をすると痩せる方は確かに存在します

が!!

ある程度痩せる条件があります

・股関節周りが動いていない、使えていない

・下半身の循環が悪い

このような場合しっかりと施術が行えると、痩せる可能性があります。

当整骨院で施術を受けた方でも何もしなくても痩せる方がいますが本当に一握りなので期待しないほうが良いのではないかと思います。

試しに3~4回位施術受けるならOKだと思いますが、効果がないのに何十回も通うのはNGです。

ダイエットを目的にするならば

食事の見直しと運動

のほうが確実に効果が高いのでこちらがオススメ。

ある程度日がたっている場合で骨盤回りや痛みが気になる場合に一番良いのは

産後何年か経ってしまったけど気になる場合は産後骨盤矯正をしっかりしている場所で整体の施術を受けるのが一番良いのではないかと思います。

骨盤が原因か、他の神経、関節、筋が原因か自分での判断は難しいと思いますので1度体の状態を判断してもらってから骨盤矯正をするのか、他の施術が良いのかを決めるのが良いのではないかと思います。

 

新潟市で産後骨盤矯正、産後整体をお探でしたら当整骨院へご相談ください。

託児無料、女性施術者在籍しております。

 

産後の腰痛はなぜおきるのか?その原因とは?

2024.04.26 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

産後の腰痛はなぜおきるのか?その原因とは?

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的なからだの不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

出産経験がある方の多くが1度は感じたことがある産後の腰痛の原因を解説していきます。

産後の腰痛の原因は1つではない

産後の腰痛といっても原因は人それぞれ痛みが強い、痛みが弱いなど違いはあります。いくつか原因を分けて紹介していきます。

出産にともなった骨盤の変化、循環が悪い

妊娠するとリラキシンというホルモンの影響で妊娠初期から靭帯が緩みやすくなっていきます、出産時には女性ホルモンなども多く分泌され骨盤が特有の動きをすることで出産が可能となります。

出産を終えると骨盤は元の状態に戻り、子宮の大きさも戻るように機能するのですがこの時に

・骨盤(仙骨、腸骨)の位置が元の正しい位置に戻らない

・恥骨の動きの左右の異常

などの骨盤帯が正常に戻らない事で出産後に腰痛が出てしまってたり、腰痛が長引いてしまうことにつながっていきます。

妊娠中は下半身の循環が悪くなっていますので下半身の筋肉の硬さなども原因として考えられます。

 

育児、日常生活によるもの

・長時間の抱っこ

・授乳姿勢が悪い

・おむつ替え

・赤ちゃんを腰に乗せるように抱っこする

・抱っこ紐の位置が悪い

などの日常生活での姿勢によって腰痛が抱てくることもあります、妊娠期間中はあまり動かないので筋力が低下している中で動くことで腰痛が出てきやすくなってしまいます。

夜間の授乳が多く睡眠がうまく取れずに疲労が蓄積してしまうことで体の回復力が低くなってしまうことも問題なのではないでしょうか。

 

体の筋力低下

妊娠期間中に筋力が低下してしまって体を支えれないために腰痛が出やすくなることも考えられます、腹筋が弱い、骨盤底筋群が弱い、硬くて動きが悪いなどが原因となりえます。

妊娠中には反り腰気味になりますので、この癖が続いていて腰痛が続くことも考えられます。

産後の腰痛の自宅での対策

骨盤の位置異常や働いていない筋肉を特定して調整などは自宅で簡単に整えたり、戻したりすることは難しいので当整骨院新潟市江南区のぐり整骨院にご相談いただきたいのですが、だれでも簡単にできる事をご紹介したいと思います。

日常生活の動作、癖の見直しをする

毎日の生活で

・毎回片側で抱っこをしていないか

・授乳時にしっかりクッションを使って高さを調整する

・抱っこ紐の位置を正しくする

・座り方を正す

などの簡単に出来る事から見直して対策してみてください。

筋トレ、ストレッチを行う

自宅で出来る筋トレを行うのも良いです、インナーマッスルのトレーニングなどから始めると始めやすいのではないかと思います、最近ではYOUTUBEで簡単なトレーニングで10分などの動画も沢山ありますので動画を見ながらだと運動しやすいかと思います。ただし腰痛が強く動くと痛い場合は痛くない運動にするか、痛みが引いて運動できるまではやめてください。

ストレッチも自宅でのケアにオススメです。特に産後間もない方は下半身のストレッチを行うのが良いので腰から下の筋肉のストレッチを行ってみてください。

骨盤ベルト、コルセットを使う

あまりにも腰が痛く日常生活がつらい場合には骨盤ベルトを使うなどして対応するのも必要です。

正しずっとベルトに頼った生活を続けていると筋力が戻らずに腰回りが安定しない場合などもありますので、痛みが治まってきたらベルトを外す時間を増やすなどして徐々にベルトが必要ない生活に戻していってください。

また骨盤ベルトで産後の骨盤を戻したいというのも不可能です(開いている方向とベルトで骨盤を占める方向が合っていないため)のであまり頼りすぎないようにしてください。

 

本日は産後の腰痛についてでした、

新潟市で産後の腰痛や体の痛みにお悩みでしたら

新潟市江南区のぐり整骨院・整体院へご相談ください。

帝王切開の場合は骨盤や体の歪みは起きない?骨盤矯正はしなくてもよい?

2024.04.03 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

帝王切開の場合は骨盤や体の歪みは起きない?骨盤矯正はしなくてもよい?

というテーマです。

帝王切開は骨盤はゆがむ?ゆがまない?

帝王切開だと骨盤はゆがまない?

帝王切開だと骨盤今日は必要ない?

といった質問をいただく事があります。

 

結論からいいますと

 

帝王切開でも骨盤、体はゆがみます

 

骨盤は普通分娩するからゆがむわけではなく、妊娠してから出産にかけて出産やすいように変化していく過程で変位していくため骨盤の位置は変化していきます。

 

またお腹が大きくなってきますので重心の変化などで体のゆがみが出てくることもあります。

 

骨盤は出産に向けて位置が変わっていく

妊娠すると骨盤が開くといわれていますが、この骨盤が動く時に仙骨の部分(上記の図の赤丸)が体の前方方向へ傾くような動きをしていきます。

この動きは出産できるように必ずだれにでも起きる動きとなっています、仙骨部分が前方に動くことで骨盤の下部が開き出産が出来るように動きます。

 

重心の変化

妊娠中はお腹が大きくなることで重心の変化が起きてきますので、腰がそり過ぎてしまったり、下半身の筋肉が硬くなり循環が悪くなったりしてしまうことも考えられます。

 

妊娠期間中の変化があるので骨盤矯正を受けても良い

骨盤だけの施術ではなく体全体の施術がオススメ。

帝王切開でも骨盤の位置だけでなく重心を整える施術で体全体を整えていくことで産後の不調に対処していくのが良いです、妊娠中の重心の変化、下半身の筋肉などもしっかりと整えるのが効果的。

先ほど妊娠中に仙骨が前方に傾くお話をしましたが、上記の図の腸骨も体の中心側へと動きます。

 

仙骨と腸骨は出産時にホルモンの影響を受けて最大限に動くことで出産になり、もとの位置に戻っていきます、この戻りが悪いと腰痛などの産後の不調が続く原因となってしまいます。

帝王切開の場合でもこの動きが少なく戻りが悪くなってしまうと産後腰痛など体の不調へとつながりやすくなってしまいますので

帝王切開だったけど

骨盤が気になる

腰痛がある

膝が痛い

なんだか全身の調子が悪い

などお体の気になることがある場合には施術を受けて正しい状態に整えていくことが必要かもしれません。

 

産後の不調、骨盤のお悩みなどありましたら

新潟市江南区ぐり整骨院へご相談ください。

ベビーシッターの託児付き、授乳室、キッズルーム完備。

【産後の骨盤は開いてる】という情報ほど実は開いていない

2024.03.19 | Category: 産後骨盤矯正

産後の骨盤は開いているという情報ほど実は開いていない

というテーマです

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骨盤はそんなに開かない

SNS上によく出ている情報で産後の骨盤が開いたままだと痩せない、下半身が太くなる、代謝が悪くなるなどがありますが産後の骨盤は想像しているほど開いていません!

開いているという【開く】の意味が間違って発信されているパターンが多く見受けられます。

産後の骨盤は確かに開くのですが、これは妊娠から出産に向けて徐々に骨盤の状態が変位していき体が出産の準備を整えていく過程で数カ月間かけて骨盤が動いていきます、決して出産時に急に骨盤が開いて動くわけではありません。

妊娠から出産までの骨盤の動き【開き】を解説していきます。

良くある間違った骨盤の開きのイメージ

骨盤が開いている!

しめなきゃいけない!

ベルト巻かないと!

上記の図のように開いているとイメージすると思いますが、実際にはこんな開きかたはしませんし、骨盤ベルト巻いても無駄です、本当の骨盤の動きとベルトでしめる方向は全然合っていません。

では、骨盤は本当はどのように動くのか解説していきます。

妊娠から出産にかけての骨盤の動き方

妊娠後の骨盤の動き方としまして

本来骨盤は強力な靭帯で固定されているので動きにくいのですが妊娠するとホルモンの影響などで靭帯が柔らかくなりゆるみが出てきて骨盤の位置が動きやすくなります。

上記の図の腸骨が仙骨方向(体の中心方向)に徐々にスライドするように動いてきます。

この動きに伴って仙骨の部分が体の前方方向へと動いてきます。下記の図の赤ちゃんの頭の上にある骨になります。

この動きは出産に向けてどんどん強くなり出産時にはホルモンが女性ホルモンなどが一番分泌されより大きく腸骨は体の中心部へ、仙骨は体の前方へ傾きます。

そうすることで骨盤の下方が開き出産することが可能となります。

出産後の骨盤の動き

出産を終えると骨盤は元の位置へと戻る動きを起こしますので腸骨は体の外側へ、

仙骨は体の後方へ戻ります

すると骨盤の下部は閉じて元の位置へ戻るようになっています。

基本的にはこのように自然と開いて閉じる動きが産後3ヶ月位にかけて起きるのですが、この戻る動きが悪くなっていたりすると産後の腰痛が長く続いてしまったり、不調が続く原因となってしまいますので骨盤の調整が必要な状態となります。

骨盤が開いてしまった~と感じる場合

・産後数か月たったのに産前に履いていたパンツが入らない

・骨盤回りが不安定に感じる

・骨盤(大転子)が飛び出した気がする

このような状態になる方が一定数いますので原因をお伝えします。

産後数か月たったのにパンツが入らない方

この場合体重が戻っていない場合はもちろんズボンは入りません、脂肪がついていますから。

体重が戻ったのに入らない場合は

・筋力が低下している

・骨盤の戻りがよくない

このような事が考えられます。

筋力が低下している場合は体重は以前と同じでも脂肪が多くお腹、お尻回りが大きくなって入らないことが考えられますので筋トレが必要となります。プランクと骨盤底筋トレーニングなどから少しずつ始めるのがおすすめです。

上述したように骨盤の戻りが悪い場合徒手での体全体と骨盤回りを調整するとパンツが入りやすくなります。

骨盤回りが不安定に感じる場合

この場合も筋力不足、骨盤の戻りが悪く位置が悪いことが考えられますので、骨盤回りの施術と軽めの筋力トレーニングを並行して行うことで安定感が戻ってきます。

骨盤(大転子)が飛び出した気がする場合

この場合はお尻回りの筋力低下、大転子の位置異常となってきます。

お尻回りの筋力が低下すると大転子の位置異常が起きやすくなりますのでお尻回りの筋トレしながら股関節、骨盤の矯正をすることで出っ張った大転子はしっかりと元の位置へ戻ります。

股関節の動きが痩せにくくなってしまったりしますので、股関節の可動域や位置は重要です、産後の方は骨盤だけでなく股関節も意識してみてください。

 

産後の骨盤は思っているほど開いてないというテーマでしたが、妊娠出産の骨盤の動きがお分かりいただけましたでしょうか?

開いているというよりは戻りが悪い場合は多々ありますが、

・骨盤ベルトを必ず締めなくてはいけない

・何十回も骨盤矯正しなくてはいけない

というような間違った情報に流されない方が少しでも増えてもらえたら良いな!と思います。

 

新潟市で産後の骨盤やお体の不調でお悩みがありましたら、ぜひ当整骨院へご相談ください。

出産後から反り腰が気になるようになったと感じる原因とは

2024.02.20 | Category: 産後骨盤矯正,骨盤矯正

出産後から反り腰が気になるようになったと感じる原因とは

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

反り腰とは?

上記右側の図のように腰の部分がそり過ぎる状態が反り腰です、骨盤も過剰に前傾してしまいます。

ご自分では気づかないのですが、このように腰だけが反っているだけでなく、背中の丸みが強くなっているスウェイバックとなっている場合も多くあります。

反り腰になってしまう原因とは?

妊娠中の重心の変化

実は産後に急に反り腰になったわけではなく、妊娠中から徐々に反り腰になりやすい状態になっています。

妊娠中はどんどんお腹が大きくなってきますので重心がどうしても体の前側へと行きやすくなってしまいます、この状態を支えるために腰の筋肉に力を体を支える状態が数カ月間続きますので腰が反りやすくなってしまいます。

子供の抱っこの仕方

上記の写真のように赤ちゃんが大きくなってくると重くなってきますので

・片側の腰に乗せて抱っこしたり

・腰を反らせて骨盤に乗せるように抱っこしたり

とどうしても骨盤に乗せたほうが楽なので腰を反らせる態勢が多くいなってしまいます、この状態を日常的に続けていると反り腰になりやすくなってしまいます。

筋力の低下

妊娠中はあまり運動をしなくなりますので、筋力の低下などにより姿勢の維持が難しくなり反り腰になりやすくなるとも考えられます。

自宅で出来る反り腰改善ストレッチ

反り腰の方の特徴として

腰の筋肉が硬い

骨盤が前を向きすぎている

もも裏が硬い

腹筋が働いていない

事が考えられますので、この問題を解決していく必要があります。

もも裏のストレッチ

床に座った状態で片方の足は延ばし、片方の足は曲げます。

伸ばしている足のつま先をつかむように体を前方に倒してもも裏のストレッチを行います、30~60秒位伸ばします。片側が終わったら反対も同じように伸ばしていきます。

体を丸める

仰向け、もしくは屈んだ状態で膝を持ち体を丸めるようにしていきます、これも30~60秒くらい行います。

腹筋を使う

反り腰は腹筋が弱くなり働いていない事が問題にもなっていますので、腹筋が正常に働くようにしなくてはなりません。ドローインと呼ばれるトレーニング方法があるのですが、自宅でするにはイメージをつかむのが難しい方も多いと思いますので、

上記のニートゥチェストのような腹筋や

両足と上半身を床から浮かせて30秒位耐えるような腹筋の使い方でも良いのではないかと思います。

恥骨が肋骨方向に近づくような筋トレであれば反り腰に対しても効果はあると思いますので、ご自分がしやすいような腹筋のトレーニングを行ってみてください。

反り腰に対して自宅で出来るセルフケアをいくつかご紹介しました、反り腰が気になる方はぜひ少しずつ試してみてください。

 

出産経験がある、ないにかかわらず反り腰などでお悩みでしたら

新潟市江南区ぐり整骨院・整体院へご相談ください。

産後骨盤矯正はいつから施術可能なのか?

2024.01.15 | Category: 産後骨盤矯正

産後骨盤矯正はいつから施術可能なのか?

というテーマです

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

産後の骨盤矯正は産後1ヶ月から可能

産後の骨盤矯正などの施術自体は産後1ヶ月で検診が終わっていて体に医学的な問題がなければ施術は可能です、産後1ヶ月は体の施術よりも一番に考えなくてはいけないのが

・栄養

・休養

この2つをしっかりとるように心がけてください、出産は体のダメージが大きいので体をしっかりと休めるようにしてください、この時の休みがしっかりとれないと悪露がなかなか終わらなかったりなどのトラブルにつながりかねませんので体の休養、栄養に気を付けてください

産後1ヶ月で出来る施術

妊娠から出産にかけて動いた骨盤は産後3ヶ月を目安に元の状態に戻るようにできていますので、産後3ヶ月くらいまでは骨盤を直接動かすような施術は不要です。

体が元の状態に戻ろうとしているのにどの方向に矯正するのでしょうか?正しい状態、ゆがんだ状態の判断ができないのではないかと思います。

産後1ヶ月で体の痛みがある場合に必要な施術、出来る施術は体の循環を良くする事です。

特に下半身の筋肉の硬さを取る事、神経の動きをスムーズにすること、関節が正しく動くように調整することが必要な時期です。

このような施術だけでも骨盤の捻じれ、左右の高さの違いは整える事が可能です、左右の高さの違いや、ねじれは出産による影響ではなく日常生活での体の使い方やクセが原因ですので骨盤を直接矯正しなくても整います。

産後3ヶ月目位からの施術

産後3ヶ月を目安に骨盤が産前の状態に戻ります、この時に骨盤が産前の位置へ戻っていないと腰痛などの症状が長引いたりしてしまいますので、骨盤の位置、状態を確認して骨盤の矯正を行います。

上記の図の仙骨と腸骨の位置関係などを確認して矯正を行います、仙骨と腸骨は妊娠から出産時にだけ特有の動きをしますので、その動きに合わせた矯正が必要となります。

産後はいつから運動する?

先にも記述したとおり産後1ヶ月は休養、栄養を一番に体を休めてください、産後2か月目位から体調を見ながら運動を始めても良いのではないかと思います、自宅で行う場合は最初はハードな運動ではなく体幹トレーニングなどのインナーマッスルを使うようなことから始めて徐々に運動の強度を上げるのが良いのではないかと思います。筋トレはちょと………という方は単純に体を大きく動かす体操でも良いと思います。

産後のよくある質問!骨盤ベルト巻いたほうが良い?

骨盤ベルトはつけても、つけなくてもどちらでも大丈夫です!

ベルトを巻いたから産後の何かが戻るわけではありません、腰が痛くて日常生活がつらいや骨盤がグラグラする感じがする場合は腰回りの状態が落ち着くまでベルトを巻いてもいいかもしれません。あくまでも日常生活の補助程度に考えるのが良いのではないでしょうか。

 

本日は産後骨盤矯正の開始時期など産後1ヶ月から3カ月くらいのお話でした。

産後の骨盤不調、腰痛、肩こり、股関節、膝痛など産後の体の事でお悩みでしたら新潟市江南区ぐり整骨院・整体院へご相談ください。

産後の骨盤ベルトは絶対に必要なのか?

2023.12.04 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

今回のテーマは産後の骨盤ベルトは絶対に必要なのか?というテーマです。

産後の骨盤ベルトをしなかった

産後に骨盤ベルトをしなかったから歪んでいないか?腰痛にならないか?色々と体が心配で…

当整骨院には産後骨盤矯正や産後施術で来院される方でこのような事をお話される方がいらっしゃいます。

結論から言ってしまうと当院では

「骨盤ベルトはしなくても問題ありません!」

とお伝えしています。

それはなぜか?

そもそも産後の骨盤は自力で戻る力が働く

妊娠から出産にかけては骨盤は出産できるような形に徐々に変化していきます、【骨盤が開く】と表現されるのが起きている時期になります。

出産時には上記の図の仙骨、腸骨が動くことで骨盤の下部が開き出産することが可能となります、出産し終えると反対に元の位置に戻るような動きを起こして骨盤下部が元の位置に戻っていきます。

さらに出産前の状態に骨盤が落ち着くのが3ヶ月かかるといわれております。

そうすると問題となるのが骨盤ベルトで骨盤をしめる必要があるのか?という事ですが、当整骨院で骨盤ベルトはしなくても大丈夫と言っている理由が下記になります。

骨盤の開く方向とベルトでしめる方向は違っている

出産時に骨盤が開く方向と骨盤ベルトで骨盤をしめる方向はちがっているのでベルトでしめてもあまり大差はないというのが最大の理由です。

出産時に動く腸骨の動きは上記の図の赤矢印の方向に動きます、中心部分に向かって動いている状態になります、

出産後は上記の図のように体の外方向へ動くような力が働くようになります。

こう考えると骨盤ベルトでしめるのは体の内側方向になるため特に必要ないという結論となっています。

骨盤ベルトをした方が良い場合もある

骨盤ベルトは絶対に必要ない!というわけではなく、

もちろん骨盤ベルトなどをしておいた方が良い場合もあります。

・出産後に骨盤がグラグラする

・歩きずらい

・腰痛がひどい

・大転子が飛び出した

などの骨盤の周囲が安定しないような場合は骨盤ベルトを使い体を安定させるようにしておくと育児などもしやすくなると思いますので安定しない場合は骨盤ベルトを使用するのが良いのではないかと思います。

骨盤ベルトを巻く位置は?

図にある上前腸骨棘よりも下にまベルトをまくようにするのですが、上前腸骨棘という場所が骨盤の前面を触っていただくとポコッと飛び出ているところが左右同じ場所で簡単に触れると思いますので、その位置を確認してから巻くようにしていただけると良いかと思います。

ベルトに関しては動くとずれてしまうというお話が良く出るのですが、こればかりはどうにもなりませんのでどうしてもベルトを締めたい場合は適時位置を調整するようにしてください。

今回は産後の骨盤ベルトのお話でした。

産後骨盤矯正、産後施術、産後の体のことなら

新潟市ぐり整骨院へご相談ください。

産後1年の骨盤矯正は可能か?施術後に痛みの変化などは出るのか?

2023.11.09 | Category: 産後骨盤矯正,腰痛

こんにちは、ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

新潟県新潟市江南区で慢性的な不調の整体や産後骨盤矯正、産後整体などの施術を得意としています、ぐり整骨院の院長石栗です。

今回は産後1年の骨盤矯正は可能か?施術後に痛みの変化などは出るのか?というテーマです。

産後の骨盤矯正っていつまで可能なの?

産後っていつまでが産後なのだろう?と疑問に思われる方が多いのですが、結論から言ってしまえば出産経験があればいつでも産後骨盤矯正は可能です。

産後1年たっていても骨盤矯正は可能ですし産後の不調がずっと続いている場合には骨盤が正しい位置に戻っていないことが考えられますので骨盤や体の調整が必要な状態なのではないかと考えられます。

この時に注意しなければならないのが整体院の施術などでよくある

・骨盤の左右の高さを整える

・足の長さが左右の違いを整える

・骨盤のゆがみを直す

これを整えるのが骨盤矯正です!というのとはことなる施術ということです。

とても重要なポイントですので骨盤矯正なら何でもよいわけではありません。

また、産後の骨盤は開いているという情報も多く出回っていますが、

産後の骨盤は思っているほど開いていませんし、開き方が想像しているのとは違います。

産後1年たっている方の骨盤矯正は可能

産後1年たっていても骨盤矯正は可能ですし、腰痛などの症状がある場合には1つの施術ポイントとなりえます。

この時の施術は出産での骨盤の動きなどを考えた施術となりますので

出産時の

・仙骨の傾き

・腸骨の位置関係

・恥骨の位置

このようなポイントを正しい位置へと動かしていくのが必要となります。

妊娠から出産の骨盤の動きを簡単に説明しますと

腸骨が動く

仙骨が前方に傾く

骨盤下部が開く

出産

仙骨が戻る

骨盤が戻る

子宮が戻る

このように骨盤が正常に戻る動きをします。

このときにうまく位置関係が正しい位置に戻っていない場合に腰痛などが長引いてしまうことが考えられますので、正しい位置に調整することで体の不調などへの効果が期待できます。

すると悪くならないように出産後すぐに矯正をしておけばいいのではないか?と思うかもしれませんが、これは間違いです。

早すぎる骨盤矯正の開始は不要

骨盤が開いていると聞いたから早く骨盤を閉めたいと思う方も多いと思いますが早すぎる骨盤矯正は不要です、産後1ヶ月以内はまず栄養と休息が一番重要です、しっかり体を休めないと悪露が長引く場合もありますので休むことを1番に考えてください。

産後3か月位までに骨盤は出産の形から元の状態に戻るよう出産後に動いていきますので、この期間も骨盤を直接矯正するような施術は必要ありませんし強い力をかけるような矯正をしてはいけない時期です。

骨盤を直接矯正する施術は3か月以降に骨盤の状態を確認してからの矯正が必要です。

 

当整骨院では産後1ヶ月から施術を行っていますが産後3か月位までは筋肉の調整をメインに行い骨盤が戻るのを助けるようにと、からだの循環を良くすることをメインに行っていきますので、産後早い段階からの施術が可能となっています。

産後1ヶ月でも当整骨院の施術でしたら腰痛、股関節痛、膝痛など産後不調に対応可能です、産後不調は新潟市江南区ぐり整骨院にご相談ください、託児も無料で行っています。